wishing you another happy day

最近のもろもろを受けて。
地震では部屋がぐちゃぐちゃになったものの、たいした被害もなく(CDケースが3枚割れました、果てない空とLotusとあとRDMが1枚。中身は割れなくてよかったあああああ)、計画停電の影響も受けず、わたしは元気にやっています。
何が正しいか、とか、わからないよね。いろんな人の言い分があるし、それぞれきっと一面しか見えていないこともあるでしょう。でもその瞬間ものすごく傷つけられたりする気持ちも、嘘じゃないと思うのです
わたしは地震の当日も友だちといて、その次の週にも友だちと会いました。あろうことか台湾に旅行にも行った。でもだからといって、ダメージを受けていないわけじゃない、んです。怖いし恐くてなんにもできない日もあった。
だいぶ鈍感だという自覚があるわたしでもこうなのだから、直接いま被災地という場所にいる人だけじゃなく、もっとたくさんの人に大きな衝撃を与えた地震だと思う。深く根付いた恐怖はなかなか消えない。でもだからこそ、痛みを共有している人がとても多いからこそできることもあるんじゃないかなって思います。
 
【今日のMSで流れたあらしからのメッセージ】

連日、伝えられるニュースを見ながら
被災された皆さんの事をとても心配に思っています。
僕たちは今、東京にいてもできることに努めています。
小さなことの積み重ねは、きっと大きな力になるはず。
僕たちは音楽の力を信じています。
“皆さんが少しでも笑顔になれるように・・・”と想いを込めて、
これからも歌っていきます。
今こそ皆で力を合わせてこの危機を乗り越えましょう。
                                   嵐

しやがれで果てない空を硬い表情で歌っているのを観て、ああ、このひとたちも痛みを背負っているのだなあと思った。笑顔で歌ってるのがみたかったのに、という言葉をたくさん聞いて、ふうんと思ったりもした。アイドルってなんだろう。笑顔を、元気をくれるのは間違いない。でもそれだけじゃなくて、わたしはつらいときにつらいよねってただ側にいてくれるだけのそんな温度を持ったアイドルもいいんじゃないかなって思います。だめかな、、
いいとこどりだけして逃げたりしない人間くささにテレビの前のわたしは湿っぽくなってしまった。やっぱり真面目ですこし不器用で、でもあたたかい姿勢を見せてくれたことがとてもうれしかったことをどうしても書いておきたかったのでメモ。
わたしはあらしの、特にさくの安心力に絶大な信頼を置いているのだけれど、みんなの毎日が、「よかった」とか「すき」とか「うれしい」とか、そういうので彩られるようになればいいなとすごくすごく思う。たとえば寒い夜を過ごしている遠くの誰かの不安を安心に変えるスイッチを、アイドルに求めてもいいんじゃないかなって思います。