この夏だけは君と共に

うれしいお知らせが来ましたよ!正直今年は冬コンだろうと踏んでいたのでうれしい誤算!*1ほかのグループがどんどん夏の予定を発表してゆくのをずっとうらやましく見ていたので、ほんとのほんとにうれしかった。嵐ファンにも夏が来たよーつって!やっぱり5人と過ごせる夏は格別なのだ。
不本意ながら参加できないひとが増えているなかで、こんなふうなきっかけをくれるなんてびっくりしたし、たった1曲を削ることすらこんなにつらいなんて思わなかったけれど、それだけ貴重な機会だった。いろんなひとの意見に左右されつつ時間ぎりぎりまでかけて選びました。
 
ってなわけでmy best nineをこちらにメモ。

シングル

この選曲方法を知った時点で気持ちはPIKA☆NCHI一択でした。この曲に3枠使いたいと本気で思った。忘れられがちな曲だけど、相当エモいメロディーに投げつけられるような行き場のない思いと、そんな日常だけど隣にいるあいつらだけは信じてる、そんな若さが炸裂しただいだいだいすきな1曲。振りがめちゃめちゃ格好良くて特にイントロで頭を振り乱す松本さんをセンターに左右に割れるところ、間奏の肩組みとクラップの入れ方、どれを取ってもピカイチ。Mステ初披露の回をテレビに張り付いて見て、嵐って横並びが似合うグループなんだって気づいて背中がぶわあってなったの忘れられない。

  • 言葉より大切なもの

結構歌ってるから迷ったんだけど完全にエゴで選びました。今年の春にやったMステの最強シングルランキングで入ってなかったのが本当に意味がわからなくてとまどった。某曲の代わりにこれが入ってたらあのランキング信頼できたのに、とさえ思ってしまった。嵐といえばのイメージをこの曲が背負っている時代があったのにな。この曲をファンが大切に思っていることがどうしても届いてほしくて譲れないと思いました。久しぶりにひとつのステージでがっつり踊ってほしい。さとしくんに\ここにはー?/って訊いてほしい。これまで何度も唱えた「この夏だけは君と共に」を野外で聴きたい。PVも他の追随を許さない勢いでお気に入りです。

最後の1枠はステゴーと迷いに迷いました。わたしじつは08国立に参加していないので、あのDVDに切り取られた光を自分のものにするか否かすごくすごく悩んだのだけど、手に入らなかったからこそ輝くものもあるよなあと思って、あと一歩を踏み出そうとしているひとりひとりのための曲みたいな*2We canに決めました。この曲にはびっくりするくらいしあわせな思い出ばかりがつまってるよ。凱旋ドームの風景。大宮→モデルず→ラップの流れとフォーメーションのうつくしさ。5人揃いの海軍の制服みたいな衣装かわいいよね。あとステゴーはどうしようもなく春なので。
 

カップリング

この企画を知ったときにまず入れようと思った曲。だってそのままだもん。こうやって控えめながらにそばにいてくれる曲も彼ららしくて、とってもすきです。今回やらなくていつやるのってくらい、ぱっと思いついたなあ。潤くんも結構歌詞の季節感にあやかるのがすきなひとだと思うので、あまりに下だったらわからないけど上位に入ったらきっとやってくれるよって友だちが背中を押してくれた曲。

だってちょうちょうかわいかったもん!でもそのキラキラな記憶があるだけで、脳内HDDがうまく巻き戻りません。映像化されてないのがもったいなくてハンカチ噛みそうなのでアイドル枠は全力でこの曲に一票。これを踊る5人のキュートさをいまこそみんなで共有したい。21世紀だからKissからはじめようよ!

  • Future

さくのラップ部門。五里霧中とナナナと迷って*3これにしました。トロッコが手動とは思えない速さでびゅーんと通りすぎて、それに乗って煽りながら駆け抜けるさくと合いの手入れるにのちゃんがすきすぎるので。頭の上で手をぐるぐるするあいばんが愛しすぎるので。これでもかってくらいニカッて笑う潤くんとさとしくんのハイタッチが見たいので。みんなでペンラぶんぶんしようぜ!
 

アルバム

  • いま愛を語ろう

ちょっと季節感無視かなあとも思ったのだけど、これを逃したらもしかしたら一生聴けないかもしれないという事実がちらついてどうしても削れなかった。この曲のラップを歌う声が、あまくて大人でちょっとだけざらついた男のひとの声でだいすきです。さくのラップ×さとしくんのフェイクの組み合わせの黄金コンビの中でも格別だよね。当時は「食事しよう」っていうフレーズがあまりに年相応じゃなくて思わず笑ってしまったけれどいまなら似合うよ。広い空の下で*4うっとりさせてほしいです。歌ってくれるかどうかはべつとして、この曲がだいすきですって伝えたかったの。

  • 素晴らしき世界

だってこれが嵐だから。この曲はほかの誰が歌ってもだめで、嵐という5人組が肩を並べて歌うことにこんなに意味がある曲をほかに知らないから。去年の国立の最後の1曲を「ちょっと懐かしい曲だけどいまだからこそ響くと思うので」と潤くんが紹介したとき全力で願ったんだけど叶わなくて*5すこし笑ってしまった。もう一度聴きたいとつよく思う曲です。

  • 眠らないカラダ

踊ってほしいの気持ちを込めて選んだ渾身の1曲。オリジナルアレンジと振りでやってほしい。千鳥格子柄のスーツで踊っていたMステ、イントロからラストまで尖りまくりのヒリヒリで衝撃的だった。にのみやくんの「Breakdown 重さに耐えかね 喘ぐ俺を」と、さくの「眠らないカラダもてあまして」から徐々に増えてくところ最高にカッコいい。何年経っても古くならない嵐ならではの焦燥感を気だるい夜風に乗せてガツンと届けてほしいです。
 
すきな曲なんていっぱいあるに決まってるじゃん。どうにも絞れなくて今回は【夏の終わり】の【野外】で【夕方から夜の時間】にかけて聴きたい曲って決めて選びました。予定していたよりずっとあまくせつないラインナップになって自分でもびっくりした。夏って無敵なはずなのにどこかさみしくて、来年も一緒にいようねの約束の無力さを思ったりする、今しかない切実さに焦がれる季節だよね。こうゆうせつなさと歯がゆさを抱きしめて私たちは大人になってゆくんだなあと思います。そしてこうやって大人になってきた私たちのあの頃といま両方を乗せて成り立つ曲たち。べつにこの中のひとつもやってくれなくても(くやしいけど)楽しいこと間違いなしだと思うから、どうかどうか夏がやってきますように。
 

●最後の最後まで迷った曲たち●
Step and Go / 台風ジェネレーション / スーパーフレッシュ / NA!NA!NA!! / 五里霧中 / 花火 / 恋はブレッキー / ALL or NOTHING Ver.1.02 / ランナウェイ・トレイン

つくづく名曲揃いなんだもん、困っちゃう。べつの季節やべつの時間だったら、ほかのタイミングだったら選んでいたかもしれない曲。この曲たちを諦められたのは(と言っても国立で聴くことをあきらめたわけじゃないです)、周りのひとたちが入れてくれてるのを先に見たから。託したいって思った。ほんとはどれもこれもだいすきだよ。でもね、みんなの気持ち信頼してます。
わたし、アイドルをすきになるにはまず容姿より何より曲が命だと思うので、自分のすきな曲を歌うひとたちがすてきなひとたちでよかったよって思うよ。あー夏!来い!!!

*1:冬は冬でオリアルツアー待ってる!

*2:ニュアンスすぎる

*3:Timeのアンコールの魔法が未だ解けない

*4:もとで、って読んでください、笑

*5:5×10でした